【白い食材がカギ】秋の乾燥・肌荒れに選びたい食べ物!ゆる薬膳入門

秋の乾燥と肌荒れに選びたい白い食べ物。梨と豆腐とれんこんと大根、イチョウの葉のイラスト Uncategorized

朝晩がひんやりして、空気が乾いてくる秋。スキンケアはいつも通りなのに、なんだか肌の調子がいまいちだと感じていませんか。

こんな悩み、ありませんか
  • 秋になると肌がカサカサ
  • 化粧水をつけてもすぐ乾燥
  • のどや唇もカラカラ
  • 肌のための食べ物がわからない
読者さん
読者さん

スキンケアはがんばっているのに、秋になると肌があれてしまいます。

わたし
わたし

薬膳では、秋の肌のうるおいは毎日の食べ物からも整えられると考えます。食材の選び方を工夫して、体の内側からうるおいケアをしましょう。

この記事では、薬膳の考え方をもとに、秋の乾燥と肌荒れが気になるときに選びたい食べ物を紹介します。どれもスーパーで手に入るものばかりで、料理が苦手な人でも今日から取り入れられます。

秋に乾燥と肌荒れが起きる理由

秋に乾燥と肌荒れが起きる理由。乾いた風と水滴とイチョウの葉で秋の乾燥をあらわしたイラスト

夏が終わってほっとしたのもつかの間、秋になると急に肌のカサつきが気になりはじめる人は多いのではないでしょうか。じつは秋の肌荒れには、季節ならではの理由があります。原因がわかると、何を食べればいいかも自然と見えてきます。ここでは、薬膳の考え方をもとに、秋に乾燥と肌荒れが起きやすい理由を3つに分けてお伝えしますね。季節のしくみを知るだけでも、気持ちが少しラクになります。むずかしい言葉は、できるだけ使わずに説明していきます。

薬膳で考える秋の乾燥

薬膳では、秋を「乾燥の季節」と考えます。空気が乾くと、肌やのど、鼻など、体の外側に近いところからうるおいが奪われやすくなるからです。

薬膳の世界では、この乾燥を「燥(そう)」と呼び、秋の不調の大きな原因としてきました。まだ日中は暖かい日も多く、時には袖が短い洋服で涼みたいときもある季節。でも、空気の乾燥は肌からも私たちの体に影響します。

だからこそ秋は、外からの保湿だけでなく、食べ物で内側からうるおいを足す意識が大切なのです。

肌とつながる肺のうるおい

薬膳では、肌のうるおいは「肺」とつながっていると考えます。ここでいう肺は、息をする臓器だけでなく、体の表面を守る働きもふくめた考え方です。

肺は乾燥がとても苦手で、秋の乾いた空気の影響を受けやすいとされています。そのため、肺のうるおいが減ると、肌やのどにもカサつきが出やすくなるというわけです。

秋にのどのイガイガと肌の乾燥が同時に気になるのは、こうしたつながりがあるからかもしれません。

夏の疲れが残る秋の肌

秋の肌荒れには、夏の疲れも関係しています。暑い夏は汗をたくさんかくので、体のうるおいが知らないうちに減っていくからです。

さらに、冷房の効いた部屋で過ごしたり、冷たい飲み物をたくさんとったりすると、胃腸も疲れがちになります。薬膳では胃腸を体のうるおいや元気をつくる場所と考えるため、夏の疲れが秋の肌にあらわれることがあるのです。

秋の肌をいたわるには、夏にがんばった体をねぎらうことから始めましょう。

秋の乾燥に選びたい白い食べ物

秋の乾燥に選びたい白い食べ物4つ。梨、豆腐と豆乳、れんこんと大根、はちみつと白ごまの図

秋の乾燥対策で、薬膳がまずすすめるのが「白い食べ物」です。薬膳では、白い色の食材は肺と関係が深く、体をうるおす助けになると考えられています。むずかしく考えず、いつもの食事に白い食材を1つ足すだけで大丈夫。特別な食材を買いそろえる必要はありません。ここでは、スーパーやコンビニで手に入りやすく、毎日の食事に取り入れやすい白い食べ物を4つ紹介します。気になるものから、気軽に試してみてください。

のどと肌をうるおす梨

秋の白い食べ物の代表が、旬の梨です。薬膳では、梨は肺をうるおし、のどの渇きをしずめる果物とされています。

ただし、梨には体の熱を冷ます性質もあります。冷え性の人は食べすぎないことがポイントです。

  • 1日4分の1から半分が目安
  • 冷蔵庫から出して少し常温に
  • 温かいお茶といっしょに

旬の時期だけの楽しみとして、季節を味わう気持ちで取り入れてみてくださいね。

体の内側をうるおす豆腐と豆乳

毎日の食事に取り入れやすいのが、豆腐と豆乳です。薬膳では、どちらも体の内側をうるおし、乾燥をやわらげる食材とされています。

豆腐は冷ややっこより、みそ汁や湯豆腐など温かい食べ方がおすすめです。豆乳も、レンジで少し温めると胃腸にやさしくなります。温かくしてとることで、体を冷やさずにうるおいを足せるのがうれしいところです。

どちらもスーパーやコンビニでいつでも買えるので、続けやすさは抜群ですよ。

手に入りやすいれんこんと大根

秋から冬にかけて旬を迎えるれんこんと大根も、白い食材の仲間です。薬膳では、れんこんはうるおいを生み、大根はのどをすっきりさせる食材と考えます。

料理が苦手でも心配いりません。スーパーのお惣菜にあるれんこんのきんぴらや、おでんの大根なら、買ってくるだけで取り入れられます。

大根は生だと体を冷やしやすいので、煮物やおでんなど温かい料理で食べるのがおすすめです。

ちょい足しできるはちみつと白ごま

手軽な「ちょい足し」に便利なのが、はちみつと白ごまです。薬膳では、はちみつは肺や肌をうるおす食材、白ごまは乾燥をやわらげる食材とされています。

はちみつはヨーグルトや温かい飲み物に、白ごまはごはんやみそ汁にパラッとかけるだけ。料理をしなくても、いつもの食事にうるおいをプラスできます。

どちらも日もちがするので、キッチンに1つずつ置いておくと安心ですね。

白い食材のかんたんな取り入れ方

白い食材のかんたんな取り入れ方。朝は温かい豆乳、夜は豆腐のみそ汁、おやつは梨を選ぶ図

「体にいい食べ物はわかったけど、どうやって毎日取り入れればいいの」と思った人もいるかもしれません。安心してください、むずかしいレシピは必要ありません。朝・夜・おやつのどこかで、白い食材を1つ選ぶだけで十分です。ここでは、仕事で疲れた日でも無理なくできる取り入れ方を、時間帯ごとに紹介します。全部やろうとせず、できそうなものを1つ選んでみてくださいね。1つできたら、それだけで十分合格です。

朝は温かい豆乳にはちみつ

朝は、温かい豆乳にはちみつを入れて飲むのがおすすめです。カップに豆乳を入れてレンジで温め、はちみつをスプーン1杯溶かすだけで完成します。

寝ている間に乾いた体に、朝いちばんのうるおいを届けるイメージです。カフェラテの代わりにする日を、週に何回かつくってみましょう。

甘さがほしい日は、きなこを少し足してもおいしいですよ。

夜のみそ汁に豆腐と大根

夜は、みそ汁に豆腐と大根を入れてみましょう。インスタントのみそ汁に、さいの目に切った豆腐を足すだけでもかまいません。

大根を入れたい日は、スーパーのカット野菜や、おでんの大根を活用するとラクです。温かい汁物で白い食材をとると、体を冷やさずにすみます。

1日の終わりにほっとひと息つける、うるおいの1杯になるはずです。

おやつは梨やりんごに

小腹がすいたときは、お菓子の代わりに梨やりんごを選んでみてください。どちらも白い果肉の果物で、薬膳ではうるおいを補う食べ物とされています。

カットフルーツならコンビニでも買えるので、皮をむく手間もかかりません。いつものお菓子を週に何回か果物に変えるだけでも、十分な一歩になります。

もちろん、お菓子を食べる日があってもいいのです。自分を責めずに、楽しみながら続けていきましょう。

秋の乾燥肌荒れで控えたい食べ方

秋の乾燥肌荒れで控えたい食べ方。パンの日をおにぎりに変えるイメージのイラスト

白い食べ物を足すのと同じくらい大切なのが、乾燥を進めやすい食べ方を少し控えることです。薬膳では、食べ方によっては体のうるおいを奪いやすくなると考えます。毎日の食事の中で、つい続けてしまいがちなものばかりです。とはいえ、完全にやめる必要はありません。「今日は少し控えめにしよう」と思えたら、それで十分です。紹介するのは3つだけなので、自分を責めずに、できそうなことから意識してみてくださいね。

小麦製品のとりすぎ

パンやパスタ、ラーメンなどの小麦製品が続いている人は、少し回数を減らしてみましょう。薬膳では、小麦には体の熱を冷ます性質があるとされ、とりすぎると体が冷えやすくなると考えます。

さらに、菓子パンやドーナツのように、小麦粉に砂糖や油が合わさったものは胃腸の負担になりがちです。胃腸が疲れると、体のうるおいをつくる力も落ちやすくなります。小麦製品は毎食ではなく、ときどき楽しむくらいがちょうどいいのです。

朝のパンをおにぎりに変える日をつくるなど、お米を選ぶ回数を少し増やしてみてください。お米も白い食材の仲間なので、一石二鳥ですよ。

揚げ物やスナック菓子の続けすぎ

揚げ物やスナック菓子が続く日は、少し間をあけるのがおすすめです。薬膳では、油っこいものや味の濃いものを食べすぎると、体に余分な熱がこもりやすいと考えます。

こもった熱は、体のうるおいを消耗させる原因になります。毎日続けないことを意識するだけでも、体への負担はぐっと軽くなるでしょう。

食べたい日は、豆腐のみそ汁や果物など、うるおいを足せるものを一緒に選んでみましょう。

冷たいものと生ものの食べすぎ

冷たい飲み物や生ものの食べすぎも、秋は控えめにしておきたいもの。体が冷えると胃腸の働きが弱まり、うるおいをつくる力も落ちやすくなるからです。

意外かもしれませんが、うるおいを足したいときほど、温かいものを選ぶのが薬膳流です。サラダより温野菜、冷たいお茶より温かいお茶を選んでみてください。

体があたたまると、心までほっとゆるむのを感じられるはずです。

秋の乾燥と食べ物のよくある質問

秋の乾燥と食べ物についてよくある質問。QとAの吹き出しのイラスト

最後に、秋の乾燥と食べ物について気になりやすい質問にお答えします。この記事を読んだ人が感じやすい疑問を、4つにまとめました。小さな疑問でも、そのままにしておくと続ける気持ちのブレーキになりがちです。気になるところだけ読んでも大丈夫なので、気軽にのぞいてみてください。どれも、ゆる薬膳を始めたばかりの人がつまずきやすいポイントです。答えはどれも短くまとめたので、すぐに読み終わりますよ。

白い食べ物ならなんでもOK?

白い食べ物でも、なんでもよいわけではありません。薬膳でいう白い食材は、梨や豆腐、大根などの自然の素材のことです。白い砂糖をたっぷり使ったお菓子や菓子パンは別ものと考えてください。まずはこの記事で紹介した食材から選ぶのがおすすめです。

毎日食べないと意味がない?

毎日でなくても大丈夫です。大切なのは、無理なく続けられること。週に何回か白い食材を選ぶだけでも、食事を見直す立派な一歩になります。できない日があっても、また次の日から始めればいいのです。

梨や果物で体は冷えない?

梨などの果物には、体の熱を冷ます性質があるとされています。冷え性の人は、冷蔵庫から出して少し置いてから、量を控えめに食べると安心です。温かいお茶と一緒にとるのもよいでしょう。

肌荒れが長引くときの対処法は?

食事を見直しても肌荒れがなかなか落ち着かないときは、無理をせず皮膚科に相談しましょう。ゆる薬膳は、毎日の食事でできる小さなセルフケアのひとつとして取り入れてくださいね。

まとめ 白い食材で秋のうるおい

白い食材で秋のうるおいを。梨と豆腐とれんこんのイラスト

秋の乾燥と肌荒れには、外からの保湿に加えて、食べ物で内側からうるおいを足すことが大切です。薬膳の考え方では、そのカギになるのが白い食材でした。

この記事のおさらい
  • 秋は乾燥の季節
  • 肌とつながる肺のうるおい
  • 梨・豆腐・豆乳・れんこん・大根
  • はちみつと白ごまのちょい足し
  • 温かい食べ方

白い食材を見つけたら、ぜひ食べたいと感じるものをとりいれてみてください。それだけで、秋の肌をいたわる食事の第一歩になります。

がんばりすぎなくて大丈夫。白い食材を少しずつ取り入れながら、うるおいのある秋を過ごしていきましょう。このブログでは、これからも季節に合わせたゆる薬膳をお届けしていきます。

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